青柳正規『人類文明の黎明と暮れ方』(興亡の世界史シリーズ)講談社学術文庫、2018年。

やっと読み終えた。 序章終章以外にも、著者の現代世界への目線ががちょいちょい出てきて、我田引水感がすごく、そのあたりは全然響かなかった。 青柳正規ってこんな感じだったっけ?

岩波ジュニア新書の『ローマ帝国』のほうが面白かったような。

人類誕生のからそこそこ丁寧に書いており、紙幅と著者の専門との関係で、展開はテンポがよく、知らないこともたくさんあって、その点では面白かった。 著者の世界観はスルーでOK。