OSC 2017 Tokyo Fall で話してきた

OSC 2017 Tokyo Fall で10月にリリース予定の Ubuntu 17.10 についてお話してきた。

8月の京都でOSCがあったときに、たまたま私も夏休みで関西に帰っていたため、顔を出したところ、村人さんから話しませんかとオファーをいただきました。

  • 「(当日発表された)いくやさんの資料の答え合わせでいいよ」と言われたこともあり、
  • 前々から翻訳以外の活動もしたかったのもあり、
  • 調べてみたら、スケジュール的に多分大丈夫だろうということもあり、

ということで、引き受けた。

ところがどっこい、いくやさんに資料を頂いたところ、「現在は結構変わっていて、あまり役に立たないかもです。」とのこと。 中身も自分には高度で、ちょっと話せないなという感じだったので、「こりゃ身の丈に合った内容にしないとな」という感じだった。

OSC Tokyoのセミナーページも オープンソースカンファレンス2017 Tokyo/Fall - イベント案内 | 2017-09-09 (土): Ubuntu、Unityやめるってよ てなふうで、「聞いてたのと違う」が正直な感想*1

というわけで、「自分にできることをやろう」ということで、気持ちを切り替えた。 基本コンセプトは17.10を18.04 LTSの前段階と位置づけて、16.04 LTSユーザー(=自分)から見て、17.10ってどうなん、という内容で構成した。

発表自体は、力量不足で、16.10〜17.10で加えられた・加えられる変更を Ubuntu Weekly Topics や各リリースノートから引っ張ってきて、水増ししても時間が余ってしまった。 普段からわりと早口らしい*2のだが、発表とかになるとそれに磨きがかかるくせがある*3

ただ、調べた限りでも、あとから、hitoさんと話しても、デスクトップユーザーにとって、17.10って、UnityからGNOMEに変わるのが最大の変化で、それ以外は目立ったものはなし、といった感じだったので、仕方がなかったことにする。

まぁ、笑いを取りに行ったところはきっちり決められたので、関西人としてはそれだけで満足度が高い*4

タイミングが合えば、またやりたい。

ところで、im-config動かして、fcitxに設定したら、Wayland + GNOMEUbuntuでも、fcitx + Mozc で日本語入力ができてしまったんだけど、これは使えているとみなして良いのか否かという点が気になった。

*1:ついでに言うと、その週の本業が不規則な勤務になってしまい、体調やモチベーションの維持に力を使う感じで、その意味でも予定外だった。2日目は申し訳なく思いながら、家で過ごしました。

*2:仕事を始めてから知った事実。大学では周りの人は同じくらいのスピードで話していた気がするので気づかなかった。

*3:職場のプレゼン研修はゆっくり話せと言われまくって、辛かった。

*4:しょうもない自画自賛をすると、アンケートのくだりが決まったときに、勝負ありと思った。