systemd の検索結果:

#きょうのsystemd : 大きな神話

…れており、これらは systemd の外でも非常に使い勝手の良いものである。 69の別個のバイナリーを必要とする1つのパッケージというのはモノリシックとはほとんど呼べないかもしれない。 しかしながら、それまでのソリューションと異なるのは、1つの tarball でより多くのコンポーネントを提供しており、上流では単一のリリースサイクルで、1つのレポジトリでこれらをメンテナンスしている点にある。 2. 神話: systemd はスピードが命である systemd が速い(900m…

#きょうのsystemd : ポータブルサービス

超久しぶり。 systemdが話題(?)ということで再開の機運が高まり、レナートのブログ見ていたら、また変なのが出ていたので、翻訳。 原文はこれ。 Walkthrough for Portable Services systemd v239でポータブルサービス systemd v239 には数多くの新機能がある。 そのうちの1つに、ポータブルサービスのファーストクラスのサポートがある。 このブログストーリーでは、ポータブルサービスとは何か、それがみんなのアプリケーションにとっ…

#きょうのsystemd : ルートを変える (systemd for Administrators, Part 6)

…空実行すれば良い。 systemdベースのOSではそこまで簡単ではなくなってくる。 systemdの大きなアドバンテージの1つはすべてのデーモンはユーザーがサービスを開始させようとしたコンテクストとは一切関係がなく完全にクリーンで独立したコンテクストで実行されることが保証されていることにある。 SysVベースのシステムでは実行コンテクストの大きな部分(リソース制限や環境変数その他のようなもの)はinitスクリプトを実行したユーザーシェルから継承されたものである。 一方、sys…

きょうのsystemd: 3つのレベルの「オフ」

…のレベルの「オフ」 systemdではサービス(ないしは、その他のユニット)を3つのレベルでオフにできる。 これについて見てみよう。 1.サービスを停止することができる。これは単純にサービスのインスタンスを停止させることであり、それ以外はほとんど何もない。 アクティベーションのいくつかの方法(例えば、手動によるアクティベーション、ソケットアクティベーション、バスアクティベーション、システム起動時のアクティベーション、あるいは、ハードウェアの抜き差しによるアクティベーション)に…

#きょうのsystemd : サービスを停止させる (systemd for Administrators, Part 4)

…のにするのである。 systemdはこれをレスキューする。 systemctl killであるサービスのすべてのプロセスに対し、簡単にシグナルを送ることができる。 例: # systemctl kill crond.service これはSIGTERMがcrondサービスのメインプロセスのみならず、すべてのプロセスに届けられることを保証する。 もちろん、望むなら違うシグナルを送ることも可能である。 例えば、あなたのお行儀が悪いなら、SIGKILLをすぐに送ってしまおうと思うだ…

#きょうのsystemd: Surface Proを持ち歩いている人はサーバーを持ち歩いていると言おう

完全にネタ。 hostnamed needs a quirk database for chassis type · Issue #7390 · systemd/systemd · GitHub レナートがタイトルを変えちゃってるけど、もともとは "hostnamectl reports chassis-type as server for a Surface Pro tablet(hostnamectlがSurface Proタブレットの筐体をサーバーと報告する)"

#きょうのsystemd : (翻訳) どうやったらSysV initのスクリプトをsystemdのサービスファイルに換えられるのか? (systemd for Administrators, Part 3)

概要 これは systemd for Administrators, Part III の翻訳。 どうやったらSysV initのスクリプトをsystemdのサービスファイルに換えられるのか? 伝統的にUnixとLinuxのサービス(デーモン)はSysV init スクリプト経由で起動されている。 これらはBourne Shellスクリプトであり、通常は/etc/rc.d/init.dといったディレクトリに置かれている。 これらのスクリプトはstartやstop、restar…

いろいろ新調した

…る必要はなくなった systemd-nspawnで遊ぶのに、MACVLANをすると、無線ではちょっと困ることがわかった ということで、以前より有線にしたいなとは思っていた。 ところが、IvyBridgeのCPU + H77のマザボなので、オンボのNICが蟹さん。 「なので」というのは、オンボNICがIntelはHaswell世代のマザボは多くがそうだったり、Ivy世代でもチップセットが最上位のZ77だとそうだったり、という印象・記憶。 色々惜しい。 ネットで見て記憶していた値…

#きょうのsystemd: (翻訳) どのサービスがどのプロセスを動かしてる? (systemd for Administrators, Part 2)

概要 systemd for Administrators, Part II の翻訳。 どのサービスがどのプロセスを動かしている? ほとんどのLinuxシステムで、実質的にはデフォルトでかなりの数のプロセスが動かされている。 どのプロセスが動いていて、それが何の、どこに属しているのかを知ることはどんどん難しくなっている。 サービスのいくつかは1組のワーカープロセスを維持していることすらあり、これらは、たいてい簡単には見分けのつかない数多くの追加のプロセスでpsの出力を乱雑にし…

#きょうのsystemd: ハイブリッドcgroupのセットアップは動くのか?

…前から気になっていたsystemd-develでのやり取りについて。 そもそも、「はいぶりっどこんとろーるぐーぷ?」なのだが、ちょっとまとめてみる。 ことの発端はUmut Tezduyar Lindskog*1の以下のメール。 [systemd-devel] How does hybrid cgroup setup work? ハロー、 (訳注: cgroupの)CPUコントローラーをv1で、メモリコントローラーをunifiedにしようとしているんだけど、思ったとおり動かない…

#きょうのsystemd: (翻訳) ブートアップを確かめる (systemd for Administrators, Part 1)

…る。 管理者のためのsystemd パート1 読者の多くが知っているようにsystemdはFedoraの新しいinitシステムであり、Fedora 14から採用された。 また、同じような方法で他のディストリビューションの多く(例えば、OpenSUSE)でも採用されている。 管理者向けにsystemdは数多くの新しい新機能を提供しており、管理上のプロセスをかなり変化・強化している。 数カ月の間、だいたい毎週、シリーズとして記事を投稿しようとしている。 このブログストーリーはその…

#きょうのsystemd: (翻訳)Socket Activation (1)

…ly Recipeはsystemdネタだった! gihyo.jp それで、というわけでもなく、ちょうどたまたま書き溜めてただけだけど、今日はsocketユニットについて。 またですが、レナートのブログ記事の翻訳。 原文: 0pointer.net ソケットアクティベーション systemdについてオリジナルなブログストーリーで、私はなぜ、ソケットアクティベーションがサービスをスポーンするための素晴らしい技術であるかについて説明しようとした。 ここでちょっと、その背景を繰り返し…

#きょうのsystemd : Ubuntuで新しいめのsystemdを使おうとしてコケた話

…訳ない。 新しいめのsystemdを試したい systemd 235では、以前に紹介したような機能が搭載された。 popopopoon.hatenadiary.jp 例えば、「Ubuntuでちょっとこれを使ってみたいな」と思ったとしよう、というのが本稿のスタート地点である。 ところで、先月リリースされたばかりのUbuntu 17.10のsystemdのバージョンは234である。 $ lsb_release -a No LSB modules are available. Di…

#きょうのsystemd : 一覧

きょうのsystemd リンクなしは予定*1。 レナートのブログ記事翻訳 ちゃんと訳したやつ 一応、レナート本人の許可は取ってから翻訳している。( #きょうのsystemd : レナートにブログ翻訳の許可を取り付けた - ぽぽの備忘録 ) PID1を考え直す(Rethinking PID 1) The systemd for Administratorsシリーズ 1: ブートアップを確かめる(Verifying Bootup) 2: Which Service Owns Wh…

#きょうのsystemd: (翻訳)PID 1 を考え直す

レナートがsystemdの構想について語ったブログエントリーの翻訳。 原文はこちら: Rethinking PID 1 投稿は2010年4月30日とかなり古いものではあるが、この時点で現在に至るまでのsystemdの設計思想がしっかり示されており、いまもなお色あせていないと思う。 レナートからブログエントリーの翻訳の許可を取り付けたので、せっかくだから一番最初に訳すのはこの記事にしたい。 一気に訳すだけの気力と時間はないので、何回かに分けて訳す。 記事を分割すると検索性が落ち…

#きょうのsystemd : レナートにブログ翻訳の許可を取り付けた

レナートのブログは面白くて情報の宝庫なので、ちょくちょくチェックしている。 だけど、有名なあの投稿を含め、誰も翻訳をしていないようなので、レナートに「翻訳していいか?」と許可を取ってみた。 "Go Ahead!"と返事が来た。もちろん他にもちょっとだけ書いてあったけど。 とりあえず、例の投稿をやりたいかなぁ。あと、"systemd for Administrators"シリーズを訳して、公式wikiにリンクを貼ってもらおう。

#きょうのsystemd : IPアカウンティングとアクセスリスト

…月前にリリースされたsystemd 235ではサービスごとにIPトラフィックを計算したり、アクセスコントロールができるようになったらしい。 元ネタはレナートのブログ記事 IP Accounting and Access Lists with systemd 。 本稿では、この記事の詳細を紹介する。 IPアカウンティング v235以前でも、systemdはすでにユニットごとのリソース管理のフックを様々な種類のリソースに対し提供してきた: 消費されたCPU時間、ディスクI/O、メ…

#きょうのsystemd : machinectlにブロックデバイスをイメージとして認識させられるように(なるはず)

…の話も興味深い。 [systemd-devel] systemd-nspawn/machinectl with LUKS/LVM やぁ、 systemd-nspawnでLUKSで暗号化されたLVを使う正しい方法を探している。 "containername" と名付けたLVを用意していて、これはLUKSで暗号化されている。 で、次のコマンドを使って、コンテナを起動させた。 systemd-nspawn --boot --image=/dev/vg/containername L…

#きょうのsystemd : 受動態の target units は何のためにある?

…れば指摘歓迎。) [systemd-devel] Why do passive target units have to exist? やぁ systemdのドキュメントを読んでいるところなんだけど、受動態(passive)のunitがちょっとこんがらがった。 "network.target"を例に取ると、 "systemd-networkd.service" には "Wants=network.target" と "Before=network.target" が書かれてい…

systemd-nspawnの記事を書いた

systemd-nspawnについて書いた記事が公開された。 gihyo.jp Web媒体への技術記事の投稿は初めての経験である。これが冗談半分で言っている「systemd芸人」への第一歩になれば、なお良い? systemd-nspawnについて調べようと思ったのは、systemdについて勉強していたら、*ctlコマンドに-Mなるオプションがあることに気づいてから。 記事にできると思ったのは、ネットワーク関係のオプションの挙動がわかりだしたところあたりから。 記事にしたのは、…